春先寒いと、夏は猛暑という四季の罠。
とは言っても、一度石垣島で生活を経験していれば、夏場の日本どこででも暮らせる気がするんですよ。
石垣の夏は、色んな場面で耐えがたい・・・・!!!
エアコンが苦手なので4年間、夏場も扇風機で乗り切ったんですが、
太陽が出るともうダメ。
家から職場までの1.1kmの道のりすら歩くことができませんでした。
バイクに頼って夏終了。
何シーズンか経てば、そのうち慣れて1年通して徒歩通勤できるだろうな~と思ってたんですが、4年目になっても梅雨が明けたら2週間で諦めざるを得なかったですね・・・。
それが那覇では、2kmの通勤路をハイシーズンだって歩ききることができる!あまり汗をかかない体質なのでそれが大きいんですが、とにかく多少暑くったって、日傘とサングラスと帽子があれば平気!!
・・・なんかよく分からない出だしになってしまいましたが、夏が暑ければアウトドアが、特に水遊びが楽しい。
今年は攻めたい場所がまたいくつかあるので、暑い夏を期待しています。
かねてより行きたいと思っていた場所。ここはどこだ!?
今回は、ジェイトリップスマートマガジンに掲載していただいた記事の裏話になります。
・・・べ・・・別に週末何もしなかったわけじゃないんだからね!?
週末の記事はデザート付きでもう少し先なんだからね!
まずはこの先を読む前に、こちらを先に読んでおくと話がすんなり入るかと思います。
『消えゆく戦後沖縄の風景 最後の時を刻む農連市場』by ジェイトリップスマートマガジン
月が替わると、ジェイトリップ側から今月の記事の依頼がやってきます。
「今月は農連市場をお願いします!」
えっと。
確かに提案したのは私なんですが、正直、
どうしようかと思いました。
農連市場って日中のガランとした状態でしか入ったこともなく、あまり情報もありません。
ここで名案、まちま~いの農連市場コースにお世話になろうと思ったのですが・・・。
農連市場のコース、平日しかねぇ!!!
早朝取材に行った後、そのまま仕事?しまった、
自分に爆弾投げてしまった!!
しかし、「やる」と公言してしまったからには行くしかあるまい。
とは言え一人はあまりに寂しいので、好奇心旺盛な市太郎を誘って早朝の農連市場に行ってきたのです。
まちま~いはAM5:50集合。
そのためには遅くとも4:30には起きないといけなかった私。
朝目が覚めた瞬間、
「二度目はないな」って思った。。
集合時間に遅れず到着したところ、開始時間の6:00になっても市太郎は現れない。
ガイド「このコースはね、予約があっても当日お客さんがこないこともあるんですよ(笑)」
こんだけ朝早くボランティアガイドとして頑張ってきたのに、お客さんが現れなかったとしたら・・・
私なら、このコースのガイド絶対やめてる。。
でも、ガイドさんは職場がこの近くだから別にいいんだよ~と笑い顔。こんな人にしかこのコースのガイドは務まらないな、と強く思った次第です。
市太郎「ごめん!今どこだ??開南バス停ってどこ?今急いで向かってるから先始めてて!」
今ごろ絶対寝こけてると思った時、必死で自転車をこいでいるらしき市太郎からの電話にとりあえず一安心。お客3人からまちま~いがスタートしました。
記事の中で少し触れた、24時間営業のパン屋さん。
こんな場所で24時間って、一体誰を相手にしているんだろうと思ったら、深夜~早朝は市場で働く人たちを、それ以外の時間帯は一般の方が訪れるそうです。
本当は入ってみたかったけど、時間が押すと出社にも影響が出かねないので、ぐっとガマン。
相当デカいのに、あまり役に立っていなさそうな石敢當さん
先日ウチナー紀聞を見て知ったのですが、元を正せば沖縄では石そのものに力があると思われていたようです。文字なしの魔除け石を今でもたまに見かけることがあるんですが、あれが石敢當の原型なんですね。
すると、だ。
これまで見て来た経験からすると、石製魔除けの歴史ってこんな流れなのかもしれません。
※注 信じてはいけません
そうすると、
小禄で多く見た何かに直書きというのは、本来の「石がもつ霊力」が全くないので、魔除けの意味がないということになるんでしょうか?恐らく今では、「石敢當という文字に意味がある」と思っている人が多いんでしょうね。私も最近まではそう思ってました。
見づらいけど、昔の農連市場の風景
すごいですね、まるでオート三輪のパレード!!
昔はそれこそ沖縄の台所的存在であり、沖縄中から農産物が集まっていたことを考えると、たいそう混み合ってにぎやかな場所だったんでしょう。
豆腐屋さんにきた
島豆腐の型
島豆腐って、本当に
カタイですよね。最初手に取った時は、こんなにデカくて重くてカタイもの、豆腐じゃないだろ!!と声にしたかったほどでした。
なぜ島豆腐がそんな状態なのかというと、この型に木綿のガーゼを置き、ゆし豆腐状態のドロドロ豆腐を
表面張力を無視するほどにたっぷりのせて、自らの重みで水分が抜かれて固まっていく・・・その結果なのだそうです。
「豆腐の角に頭をぶつけて死んでしまえ」なんていうちょっと時代遅れな定型句がありますが、
島豆腐ならば、果たして可能かもしれません。。
眠いので、とりあえず寝ます。
後編に、続く