沖縄在住の方はご存じでしょうけど、今年は沖縄ではちょっと珍しいマンゴー大豊作の年です。
在住10年目にして初めてこんな風景見たぞ
糸満の道の駅を始め、マンゴーの生産が盛んな地域の道の駅ではとにかくマンゴーが大量に売られています。
スーパーも例外でなく、化粧箱にきちんと整列した3玉5,000円のマンゴーの横には、ピーマンと同じような扱いで山にされたマンゴーが並んでいることがあるんです。
マンゴー農家・・・大丈夫かなぁ・・・。
今日、恩納道の駅を訪れると、例に漏れずマンゴーが大量に売られていました。
なんかもう、高級フルーツの威厳を全く感じられない
Tろ「今年、マンゴーめちゃくちゃ送られてきてて、家に沢山あるんだよなぁ・・・。」
牧「まぁ今年は安いし送りやすいよね。」
そんな話をしながらマンゴーに視線を送っていると、
「マンゴーやっすい!!!」
もう、マンゴーがマンゴーじゃないほどマンゴー本来の値段じゃない。
マンゴーマンゴー言い過ぎて軽くゲシュタルト崩壊しそうなんですが、とにかくマンゴーが安いマンゴー!!
Tろ「・・・買っていくか・・・。」
牧「あれ?家に食べきれないほどあるんじゃなかったっけ?」
Tろ「いや、せっかく安いから。」
人の正常な判断すらも狂わせる、今年のマンゴーの価格。
豊作に加えて、台風が多く、襲来前に早めに摘み取り作業を何度もしているのも、価格の暴落を引き起こしている要因のような気がします。
沖縄に住んで10年目ですが、私はあまりマンゴーを食べたことがありません。
当然、マンゴーは高価な果実なので気軽に食べることができなかったということもありますが、私の一番好きな果実であるパイナップルが美味しくかつ安い沖縄では、パイナップルに優先的に手が延びちゃうんですよね~。
今後しばらくはマンゴーの豊作には出会えないかもしれない。
それなら、今がチャンスとばかりに死ぬほどマンゴーを食べてみようじゃないか。
せっかくなら、それが一体いくらなのか算出してみるのもおもしろかろう!
そんなわけで、恩納道の駅からマンゴーを胸いっぱいに抱えて帰宅したのです。
さて、これから「もうダメ」と思うまでマンゴーを食べていきたいと思います。
せっかくなので金額だけでなく、どれだけの量を食べたかも見ておきましょう。
この子はだいたい550g(ザルの重さ除く)
こんな感じで計量し、後で残ったタネと皮の重量を引いて、可食部の重さを出します。
それでは、スタート。
その壱玉。
今回食べるにあたっては、一玉ごとに剥き方を変えていきます。参考にしたサイトは、
こちら。
まず一つ目は、
マンゴーと言えば、この剥き方ですね!
花剥き!!
自分でマンゴーを剥くのは人生初だったので不安だったのですが、素人でも簡単にできました。あまり目を細かくしないことと、皮を切らないよう刃を入れるのがポイント。
ふむ
お上品にスプーンですくって食べます。
このマンゴーは『今日中に食べてください』という体で売っていたはずなんですが、ちょっとまだ甘味が足りない。あと2日は追熟させてもよかったかも!?
そう言いつつ完食です、ごちそうさまでした
さて、夕食前の時間なのですが、私の胃はあまり大きくないため
この時点でマンゴー食べた満足度は90%に達してしまっていました。
ちょ、ちょ、ちょっと。気合い入れないと、記事化できないぞ!
次いこう、次!
その弐玉。
二玉目は、フルーツ的スタンダードで行きましょう。
Tろ曰く、黒の斑点が多いほど甘いらしい。期待
こうきて・・・
こうだ!
大人数で食べるための切り方と言えばこれでしょうか。
斑点が多かったけど、果たしてお味は・・・
甘い!!
これは美味しい!!!
文句なく、甘さも硬さも今日が一番食べごろでしょう。
一玉目を食べている写真も何枚か撮ったんですが、一枚も笑顔が出ずに眉間にシワが寄っていました。
しかし今回は、どれも嬉しそうな顔。
当たり引けてよかった。。
・・・とは言え、お腹はいっぱいです。
そりゃマンゴー二玉食べればお腹もいっぱいだし、血糖値もかなり上がったような気が・・・。
しかし二玉では絵になりませんので。。頑張ってもう一玉行ってきます!!
その参玉。
最後はどうするか・・・ええ、もうこれしかないでしょう。
縦四方向に少しだけ包丁を入れて・・・
ペロリ~~ン
やっぱりこれでしょ!
まるのままかぶりつき!!
部屋が汚れそうなのでベランダ出た
『高級フルーツ』の代名詞でもあるマンゴーかぶりつき。。
いいですね~~、普通これは夢の領域ですよ。パイナップルでは何度かやったことあるんですが、まさか
高級なwマンゴーでこんなことが出来る日がくるなんて。しかも、これも甘くて美味しい。。
絵面が汚いのでせめてものモザイク処理
一番大きな玉だった彼も、制覇。
確かに美味しいよ、美味しいよマンゴー・・・。
とはいえさすがにもう胃の限界です。次行ったら確実に食道に溢れること間違いないので、これにて終了。
ご馳走様でした。ありがとう豊作、ありがとうマンゴー農家さん・・・。
それでは、総括。
まずは計量結果からいきましょう。
マンゴー総重量=550g+450g+330g=1,330g
皮・種の重量=250g
可食部総重量=1,330g-250g=1,080g
1人でマンゴー1kg以上食べた計算になった(笑)
ついでに推定摂取カロリーは690kcal。まさに夕食1食分。
命題である生マンゴーのお値段ですが・・・・
一玉、300円
二玉で、300円
マンゴー1kg食べて、600円。
600円なんですよ!!!
どうですか、驚きのこの安さ。
イベントでの販売で安く購入できる機会を除いて、これだけ安価にマンゴーを買うことのできる時はこの夏が過ぎればなかなかやってこないでしょう。
それだけに、この扱いだもんなぁ。。
これだけ安ければマンゴーの扱いも雑になってしまうというものです。
がしかし、「夢はマンゴーを食べすぎて死ぬことです」と言える人には願ってもいないチャンスですよ。
よく道の駅ではマンゴーの果肉ののったかき氷が高価に売られていますが、今年はそんなもの食べてる場合じゃない。
沖縄に旅行に来たら、真っ先に道の駅の生鮮果実の販売コーナーに足を運ぶのです!!
かき氷と同じ値段で、今年はマンゴー5倍くらい食べられますよ。間違いない。。