2017年12月15日
そういえば体験搭乗しかしてなかったエアーフェスタに行ってみた ~後編~
前編からの、続き。
さてこのエアーフェスタ、とても大きな特徴があります。
それは、
一人で訪れている男性が非常に多いこと。
敷地内に足を踏み入れた時から、男一人かつ良さげなカメラ持ちが異様に多く、「あなたは誰と来ましたか?」という来場者への質問に対し、「家族」や「友人」よりも「一人」と答える人が勝って多いんじゃないかと思えるほどに一人が多いのです。
最初はミリオタすごいな!と思っていたのですが、よくよく観察しているとミリオタというよりは、
彼の視線の先にはRACのプロペラ機が
空オタ(スポッター?)でした。
前編でも言いましたが、ここは官民両用の滑走路。そして日本でも上位を争う過密空港・・・となったら、このエアーフェスタを利用して間近で航空機の写真撮りまくろうと考える空オタが多数いてもおかしくはないのです。
彼らの様子をじっと観察していると、2~3分ごとに離陸するこの那覇空港で人気の機体が見えてくるようです。みんなお目当てがあると一斉にカメラ構えるから。
なるほど・・・この会場は航空自衛隊(陸自要素も大)のプロモーションだけでなく、自衛隊の目的を外れてこんな要素まで存在したわけですね。
男性と比べ圧倒的に少ないけど、女性の空オタも。私、今アナタと同じカメラもってる(笑 あと今日12月
前編で私がこのイベントに一人で来るのイヤだと言った理由は、ミリオタ・空オタだと勘違いされかねないからです。
私は決してミリオタ・空オタではなくて、歴史・民俗と沖縄オタです。
これは決して彼らをディスってるわけではなく、オタクは別種のオタクと間違われるのをひどく嫌う生き物だからもう本能なのですよ。なので悪気があるわけではありません・・・
どう見ても装備と佇まいが常連さんの空オタたち
さて、今回私が訪れたのは"エアー"フェスタのはずなのですが、
航空自衛隊だけでなく、陸自関係があるに留まらず、消防とか海保とか警察とか、公安・保安関係も同時に出展しているんですよ。もうこのイベント、別の名前にしてもいいんじゃないかってくらい色々集まっている・・・それが"エアー"フェスタ・・。
子どもに人気なゴムボート
海保の救難体験。吊られた姿がどれもマヌケで面白い
この車両はな~~んだ?
答え:給食作って一回で20人が食べられる車両
身長174cmの方がギリギリ足届くほど車高が高いオフ車。私は太刀打ちできなかった!
この公安・保安関係の展示で最も気になったのはこちらでした。
!?
このボードの横には紙とボックスが備え付けられているのみで、説明書きは一切ありません。
読者のみなさんなら、これを見て何を思い浮かべるでしょうか。
私が真っ先に思い浮かべたのは、「気に入った独身・彼女ナシ救難男子へ、紙に電話番号とメッセージを書いて送ってね」でした。
結構大胆なことしますね救難男子。
それが正しいかどうかは、個人情報開示したいほどの好みの方はおらず、書いてないため分かりません。もしかしたら、単に「気に入った救難男子の番号選んで応援メッセージを書いてね」ということなのかもしれませんが。
これ、私と同じこと思って、自分の携帯番号投函した人いないかな~?救難男子好きな女性も沢山いますからね。
なんか色々間違った方向で堪能した公安・保安関係展示でしたが、最後に、外に展示されている機体を見ていきましょう。
数多いので気になったものだけ紹介します
JALのジンベイジェット。真正面からみると笑える顔なのが分かる
検診車両を思い出す・・・
↑の内部。車両の左右を広げることで人を収容する力に優れた車両。なるほどね!
前は軍隊、後ろは遊園地。すごいギャップの取り合わせ
近距離対空砲?それとも放物線を描くことを前提とした対地砲?少しメカメカしい
↑の銃弾ベルト。そんな置き方しても眼前の目的は真逆ですから!
多くの機体が中に入れるのでみな列をつくる
搭乗体験可能な機体に全て乗ろうと思ったら1日では絶対足りないほどに、乗れる機体の種類も豊富、行列が嫌いな沖縄県民もここぞとばかりに並ぶ、並ぶ!!
当然、チヌークも人気
・・・本当にすみません、思わず座薬を思い浮かべました。
こ・・・・これは!?
少し前まで、北朝鮮がミサイルを日本の方向に向けて打つという報道があると、同時に配備が報道された迎撃ミサイルPAC-3。それを搭載するための発射機だそうです。
石垣島に住んでいた時は何度か配備されている姿を見たことあるのですが、発射機は当時見たものとは違うようです。色んな種類があるんでしょうか。
それにしても・・・
この四足で踏ん張ったフォルム・・・
なんだか、いくつか思い出すものがありました。
今会場で最も軽量かつ小型な機体。超高性能な天然AIも搭載
この機体展示の会場をくまなく歩いていると、機体ではなく別の"もの"が目につきます。
"もの"、、というのもなんですが、
主におじさん、たまに女性がその辺でコロコロと転がっています。観察していても微動だにしないところを見ると、本気で寝入っている人もそれなりにいるようです。
こんな場所で転がってるなんて、間違いなく撮影に疲れた空オタたちです。
そんなに飛行機の撮影って過酷なものなんでしょうか。経験がないので何も言えませんが。
そしてそんなエプロンに寝転がる空オタたちを排除しようとしない自衛隊の方々。空オタがここかしこに転がるこの風景は、エアーフェスタの風物詩なのかもしれません。
・・・もしも・・・白百合を飲んだ後に、今日のようにミラーレスカメラを首にかけた状態で倒れたとしても、救助班のお世話にならず「あら~、少し綺麗な格好をした空オタが転がってるなぁ」という認識でそのまま放って置かれていた・・・かもしれません。
だったらあの気持ち悪かった時間、ちょっとその辺に転がっててもよかったかもしれないな~?
会場に到着して2時間半。
最後にこれを見て帰ろうと思っていました。
航空自衛隊のエイサーです。
何年か前にここで空陸海三部隊の合同エイサーを見たことがあるのですが、体は引き締まり、動きはさすが鍛えられており、機敏でキレがあって一糸乱れぬ揃いように、「自衛隊のエイサーめちゃくちゃカッコイイ!!!」と舞い上がったことがありました。またいつか見てみたいと思っていたので、久々に拝むことができてウキウキのホクホクです。
女性も数人、パーランクーをもってる
手踊部隊の女性たちがとても自衛隊員に見えないのだけれど・・?
近くの見回りしてる隊の方に、手踊部隊は外からの借り物じゃないかと尋ねてみたところ、「全員自衛隊だよ!」との返事が返ってきて、ほぉ~と驚き。確かに、今写真を見返してみると皆ふくらはぎの形と大きさが似通ってますね。なるほど。
自衛隊って、意外と女性が多いのかも?
さて、エイサー部隊の動きを少しおさめてきましたのでご覧ください。動画撮影の設定を間違ってしまったので、画質の悪さはご愛嬌・・・。
声がね、青年会じゃない。間違いなく軍隊
というわけで、
どうもありがとうございました!
以上が、私の目線を通して見た那覇航空自衛隊のエアーフェスタでした。毎度ですがかなり偏った紹介の仕方であることは、本日まさかの同じ内容公開になったDEEokinawaの記事「美ら島エアーフェスタがいろいろとすごかった」を読んでいただければよくわかると思います(mycoさん同じ時間にいたのかも)。
それにしてもこのイベント、単純に展示だけでない面白みが随所にあって、来年も(誰かと)来てみたいなぁと思わせる内容でしたね。自衛隊グッズの販売、普段近くで見られない機体の展示や体験搭乗、あとは空オタたちのあの様子。沖縄においては、正に無二のイベントと言えるかもしれません。
空に憧れる男性は多いことだろうさ
最近、北朝鮮の情勢に暗雲が立ち込めるようになって、深夜に偵察機か何かの音がすると、思わずびくっとして緊張してしまう自分がいます。昔は武力衝突なんてもう少し先のことかと思っていたのに、最近一気に現実味を帯びてきて・・・"いつ何時、突如勃発するか分からない"・・・北朝鮮が攻撃対象としている在日米軍基地が多く存在するこの島に住んでいると、頭のどこかでは全てが生々しい現実として思い浮かんでしまう・・・それが、沖縄での生活の現実と言えるでしょう。
核なんてぶっ放されたらひとたまりもありませんが、専守防衛の要として、航空自衛隊の皆さまには心の中で「いつもお疲れさまです、ありがとうございます」と一礼し、その場を立ち去った美ら島エアーフェスタでした。
今回のお土産。食べたら次回以降の記事の冒頭に感想書きたいと思います
それは、
一人で訪れている男性が非常に多いこと。
敷地内に足を踏み入れた時から、男一人かつ良さげなカメラ持ちが異様に多く、「あなたは誰と来ましたか?」という来場者への質問に対し、「家族」や「友人」よりも「一人」と答える人が勝って多いんじゃないかと思えるほどに一人が多いのです。
最初はミリオタすごいな!と思っていたのですが、よくよく観察しているとミリオタというよりは、
彼の視線の先にはRACのプロペラ機が
空オタ(スポッター?)でした。
前編でも言いましたが、ここは官民両用の滑走路。そして日本でも上位を争う過密空港・・・となったら、このエアーフェスタを利用して間近で航空機の写真撮りまくろうと考える空オタが多数いてもおかしくはないのです。
彼らの様子をじっと観察していると、2~3分ごとに離陸するこの那覇空港で人気の機体が見えてくるようです。みんなお目当てがあると一斉にカメラ構えるから。
なるほど・・・この会場は航空自衛隊(陸自要素も大)のプロモーションだけでなく、自衛隊の目的を外れてこんな要素まで存在したわけですね。
男性と比べ圧倒的に少ないけど、女性の空オタも。私、今アナタと同じカメラもってる(笑 あと今日12月
前編で私がこのイベントに一人で来るのイヤだと言った理由は、ミリオタ・空オタだと勘違いされかねないからです。
私は決してミリオタ・空オタではなくて、歴史・民俗と沖縄オタです。
これは決して彼らをディスってるわけではなく、オタクは別種のオタクと間違われるのをひどく嫌う生き物だからもう本能なのですよ。なので悪気があるわけではありません・・・
どう見ても装備と佇まいが常連さんの空オタたち
さて、今回私が訪れたのは"エアー"フェスタのはずなのですが、
航空自衛隊だけでなく、陸自関係があるに留まらず、消防とか海保とか警察とか、公安・保安関係も同時に出展しているんですよ。もうこのイベント、別の名前にしてもいいんじゃないかってくらい色々集まっている・・・それが"エアー"フェスタ・・。
子どもに人気なゴムボート
海保の救難体験。吊られた姿がどれもマヌケで面白い
この車両はな~~んだ?
答え:給食作って一回で20人が食べられる車両
身長174cmの方がギリギリ足届くほど車高が高いオフ車。私は太刀打ちできなかった!
この公安・保安関係の展示で最も気になったのはこちらでした。
!?
このボードの横には紙とボックスが備え付けられているのみで、説明書きは一切ありません。
読者のみなさんなら、これを見て何を思い浮かべるでしょうか。
私が真っ先に思い浮かべたのは、「気に入った独身・彼女ナシ救難男子へ、紙に電話番号とメッセージを書いて送ってね」でした。
結構大胆なことしますね救難男子。
それが正しいかどうかは、個人情報開示したいほどの好みの方はおらず、書いてないため分かりません。もしかしたら、単に「気に入った救難男子の番号選んで応援メッセージを書いてね」ということなのかもしれませんが。
これ、私と同じこと思って、自分の携帯番号投函した人いないかな~?救難男子好きな女性も沢山いますからね。
なんか色々間違った方向で堪能した公安・保安関係展示でしたが、最後に、外に展示されている機体を見ていきましょう。
数多いので気になったものだけ紹介します
JALのジンベイジェット。真正面からみると笑える顔なのが分かる
検診車両を思い出す・・・
↑の内部。車両の左右を広げることで人を収容する力に優れた車両。なるほどね!
前は軍隊、後ろは遊園地。すごいギャップの取り合わせ
近距離対空砲?それとも放物線を描くことを前提とした対地砲?少しメカメカしい
↑の銃弾ベルト。そんな置き方しても眼前の目的は真逆ですから!
多くの機体が中に入れるのでみな列をつくる
搭乗体験可能な機体に全て乗ろうと思ったら1日では絶対足りないほどに、乗れる機体の種類も豊富、行列が嫌いな沖縄県民もここぞとばかりに並ぶ、並ぶ!!
当然、チヌークも人気
・・・本当にすみません、思わず座薬を思い浮かべました。
こ・・・・これは!?
少し前まで、北朝鮮がミサイルを日本の方向に向けて打つという報道があると、同時に配備が報道された迎撃ミサイルPAC-3。それを搭載するための発射機だそうです。
石垣島に住んでいた時は何度か配備されている姿を見たことあるのですが、発射機は当時見たものとは違うようです。色んな種類があるんでしょうか。
それにしても・・・
この四足で踏ん張ったフォルム・・・
なんだか、いくつか思い出すものがありました。
今会場で最も軽量かつ小型な機体。超高性能な天然AIも搭載
この機体展示の会場をくまなく歩いていると、機体ではなく別の"もの"が目につきます。
"もの"、、というのもなんですが、
主におじさん、たまに女性がその辺でコロコロと転がっています。観察していても微動だにしないところを見ると、本気で寝入っている人もそれなりにいるようです。
こんな場所で転がってるなんて、間違いなく撮影に疲れた空オタたちです。
そんなに飛行機の撮影って過酷なものなんでしょうか。経験がないので何も言えませんが。
そしてそんなエプロンに寝転がる空オタたちを排除しようとしない自衛隊の方々。空オタがここかしこに転がるこの風景は、エアーフェスタの風物詩なのかもしれません。
・・・もしも・・・白百合を飲んだ後に、今日のようにミラーレスカメラを首にかけた状態で倒れたとしても、救助班のお世話にならず「あら~、少し綺麗な格好をした空オタが転がってるなぁ」という認識でそのまま放って置かれていた・・・かもしれません。
だったらあの気持ち悪かった時間、ちょっとその辺に転がっててもよかったかもしれないな~?
会場に到着して2時間半。
最後にこれを見て帰ろうと思っていました。
航空自衛隊のエイサーです。
何年か前にここで空陸海三部隊の合同エイサーを見たことがあるのですが、体は引き締まり、動きはさすが鍛えられており、機敏でキレがあって一糸乱れぬ揃いように、「自衛隊のエイサーめちゃくちゃカッコイイ!!!」と舞い上がったことがありました。またいつか見てみたいと思っていたので、久々に拝むことができてウキウキのホクホクです。
女性も数人、パーランクーをもってる
手踊部隊の女性たちがとても自衛隊員に見えないのだけれど・・?
近くの見回りしてる隊の方に、手踊部隊は外からの借り物じゃないかと尋ねてみたところ、「全員自衛隊だよ!」との返事が返ってきて、ほぉ~と驚き。確かに、今写真を見返してみると皆ふくらはぎの形と大きさが似通ってますね。なるほど。
自衛隊って、意外と女性が多いのかも?
さて、エイサー部隊の動きを少しおさめてきましたのでご覧ください。動画撮影の設定を間違ってしまったので、画質の悪さはご愛嬌・・・。
声がね、青年会じゃない。間違いなく軍隊
というわけで、
どうもありがとうございました!
以上が、私の目線を通して見た那覇航空自衛隊のエアーフェスタでした。毎度ですがかなり偏った紹介の仕方であることは、本日まさかの同じ内容公開になったDEEokinawaの記事「美ら島エアーフェスタがいろいろとすごかった」を読んでいただければよくわかると思います(mycoさん同じ時間にいたのかも)。
それにしてもこのイベント、単純に展示だけでない面白みが随所にあって、来年も(誰かと)来てみたいなぁと思わせる内容でしたね。自衛隊グッズの販売、普段近くで見られない機体の展示や体験搭乗、あとは空オタたちのあの様子。沖縄においては、正に無二のイベントと言えるかもしれません。
空に憧れる男性は多いことだろうさ
最近、北朝鮮の情勢に暗雲が立ち込めるようになって、深夜に偵察機か何かの音がすると、思わずびくっとして緊張してしまう自分がいます。昔は武力衝突なんてもう少し先のことかと思っていたのに、最近一気に現実味を帯びてきて・・・"いつ何時、突如勃発するか分からない"・・・北朝鮮が攻撃対象としている在日米軍基地が多く存在するこの島に住んでいると、頭のどこかでは全てが生々しい現実として思い浮かんでしまう・・・それが、沖縄での生活の現実と言えるでしょう。
核なんてぶっ放されたらひとたまりもありませんが、専守防衛の要として、航空自衛隊の皆さまには心の中で「いつもお疲れさまです、ありがとうございます」と一礼し、その場を立ち去った美ら島エアーフェスタでした。
今回のお土産。食べたら次回以降の記事の冒頭に感想書きたいと思います
Posted by 牧 at 22:37│Comments(0)
│バカ・ジアザー
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