2017年03月30日
2度目まして多良間島!ダイジェスト ~前編~
読者のみなさん、こんにちは。
現在フィギュアスケート世界選手権真っ最中。
今シーズン最後の演技になるので、絶対にリアルタイムで見逃すまいと年明けから固く誓っていた男子ショートが開幕した、年度末の3月30日。
仕事も半ばの21時過ぎ、課のメンバーが9割ほど残っている中、お暇をいただきたく上司のもとにおずおずと足を運びます。

牧「すみません・・・もう帰らせてもらっていいですか・・・?」

課長「うんいいよ!お疲れさま~~。」
同僚1「あ、そっか!そういえば今世界選手権やってますよね!」

牧「んふふふ、そうだよ~。唯一テレビで観たいスポーツなんです。今夜は男子ショートなんでテレビの前で正座して見ます。」
そんな私の言葉を受け、上司はこんな言葉を放ったのです。

課長「あぁ!『はぶ』ね!!」
その場にいた全員がこちらを振り返り、疲れきった職場にどっと大きな笑い声が響き渡りました。
同僚2「ちょっと、課長!『はぶ』って!!!」
同僚3「なるほど、それなら正座して見るのもうなづけるわ~。」

牧「か・・・かちょぅ・・・『羽生』は、『はにゅう』って読むんですよ。決して『はぶ』じゃぁありません・・・。」
この課長、少し前にDef Techファンの部下の前で『ジェフペック』と言い放って、失笑をくらったばかりです。

課長「いやー、僕はファンを敵に回す天才だなぁ!あははは!!」
この方の脳内には、「懲りる」、「申し訳ない」という概念がないのかもしれません。
困ったことがあっても、人のテンションを下げても、何をしても笑い飛ばせるこの上司を見ていると、こんな風に生きられたら誰でも幸せになれるだろなぁと・・・いつも思うのです。
でもフィギュアの『羽生』は『はぶ』じゃねーから。。そこんところよろしく!!
小話はここで終了、今回は5年ぶりに訪れた多良間島のお話になります。
今回の多良間島訪問は、久々のおきコレのお仕事。
渡名喜から随分時間が空いたのですが、やっぱ写真で離島のよさを訴えようと思ったら、天気のいい日に行くしかない!
冬場はどうしても曇りがちな亜熱帯・沖縄なので、冬の間はお仕事がなかったのですが、3月も末ともなればそろそろお天道さまの恩寵がいただけるはず!
というわけで久々のおきコレの取材で喜び勇んで多良間に向かいました。

まずは那覇空港から宮古空港へ向かったの・・・だが・・
飛行機が到着する少し前から、おトイレの神さまが私を呼び始めました。
着くや否や、搭乗待合室のお手洗いに駆け込んで用を足し、天国に到着・・・。
ホッとして個室を出ると、なんとおじさんが背中を向けて立ってる姿が目に飛び込んできたのです。
もうびっくりして声も出ず、しかも手を洗うことすら忘れてトイレから猛ダッシュ。
外へ飛び出しトイレの入口を顧みれば、なんとそこは男子トイレでした。
私どんだけ慌ててトイレ駆け込んだんだか(笑
しかも話がこれだけで終わらず・・・
多良間行きの搭乗券を個室に置き忘れてしまったという。。
いやー、私ってばウッカリさ~~ん。・・・ってか大バカ者か!!!
再度男子トイレに侵入して、すでに始まっていた搭乗も事なきを得ました。

というわけで、

多良間空港に到着。フライトはなんとたったの15分!乗ったと思ったら高度900mで即着陸ですよ。
宮古から多良間は船もあるんですが、信じられないことに日曜はお休み。
ここも伊平屋と同等か、それ以上に観光にやる気のない島のようですね・・・。
さて。
まずは宿に向かう前に、自転車を探したいと思います。
多良間島は周囲約16kmの島。南大東島が21kmなので、当然多良間も自転車で回ろうって魂胆です。
空港~集落のバスに乗り込み、さっそくうんちゃんに聞き込み開始。

私「すみません、サビてない自転車を借りたいんですけど。サビてないやつ!」
バスのうんちゃん「ここで借りられるよ~」
そう言って降ろされたのは、

なぜか現場労働者が利用してそうな安宿の前。
首を傾げながらも「すみませーん」と連呼してみたのですが、どれだけ呼べど叫べど中から人は現れません。
てか、ここどう見ても事務所じゃない。カウンターないし。
おっさん、地元の人間じゃなかったのか?右も左も分からない旅行者をぽ~~んと放り出すなんて!!

しょうがないので集落を歩いて宿に向か・・・って、今どこにいるんだ!?
5年前も間違いなく歩いている多良間集落ですが、伊平屋の時と同様、どこを見回しても全く記憶にございません。
2度目ましてではあるんですが、99%は新鮮な気持ちで楽しむことができそうです。
多良間の集落で気になったところを一気に紹介していきたいと思います。

まず、気になったのは宿にいた猫。
左目がないけどとっても人懐こくて可愛らしい。

宿がやたら猫だらけ
この宿猫すごいな~と思っていたら、





多良間の集落、びっくりするくらい猫が多い。
多良間で見られる動物といえば、やっぱりヤギ、タラマピンダ!!・・・だと思っていたんですが、やっぱり集落にはヤギじゃなくて猫ですね。
といってもヤギがいないわけではありません。

宿のすぐ近くでメェメェ響く鳴き声につられていってみると、とあるお宅の庭先にヤギが鈴なりで遊んでいたのです。
普通は何かで囲われているか紐でつながれているはずのヤギ。しかしこの集落では囲まれても、つながれていなくても誰も文句を言わないようなのです。
おかげで、集落の道に飛び出て遊んでいるところを家人に追われている姿を見かけることも。
なんだか微笑ましい風景なのですが、犬とは違って彼ら基本的に食される運命なんですよね。
それを思うと、単純に微笑んでいいものかどうか・・・。

なんだか草なぎくんみたいな表情のヤギ・・・
ヤギの顔ってたまに人みたいに見えるよね。まさに人面山羊。。
さて、今回のメインディッシュは沖縄の中でも美しいと評判の高い多良間ブルーでのダイビング!

すでに顔がこわばってる・・・
以前、DEEの取材で波の上ビーチの海底ポストを目指したときが生まれて初めてのダイビングでした。
海中で全く身動きがとれず、終始首根っこを掴まれての移動になったこともありもう2度とやるもんかとも思ったのですが、まさかその2度目があるだなんて。
おきコレ担当「体当たり系でお願いしますね!」
・・・また・・・担当の注文が頭の中を駆け巡りました・・・。

この日は曇り・・・もとい雨!だったこともあり、私のコンデジでは海中の様子を美しく撮影することはできません。
・・・考えてみたら大東は台風前、渡名喜は大雨、今回も雨。
なんなのこの毎回水っぽい感じ。誰か私のおきコレの仕事呪ってんじゃないの??

唯一入り組んだ地形から見つめた光は十分美しいのですが。。
私を連れて行ってくださったショップのオーナーさんに超いいカメラで撮っていただいた写真はこちらに載せることができませんので、そちらはおきコレで見ていただければと思います。

ダイビング後は一旦宿に戻り、うつらうつらして再度オーナーの下へ
後編に、続く。
今シーズン最後の演技になるので、絶対にリアルタイムで見逃すまいと年明けから固く誓っていた男子ショートが開幕した、年度末の3月30日。
仕事も半ばの21時過ぎ、課のメンバーが9割ほど残っている中、お暇をいただきたく上司のもとにおずおずと足を運びます。

牧「すみません・・・もう帰らせてもらっていいですか・・・?」

課長「うんいいよ!お疲れさま~~。」
同僚1「あ、そっか!そういえば今世界選手権やってますよね!」

牧「んふふふ、そうだよ~。唯一テレビで観たいスポーツなんです。今夜は男子ショートなんでテレビの前で正座して見ます。」
そんな私の言葉を受け、上司はこんな言葉を放ったのです。

課長「あぁ!『はぶ』ね!!」
その場にいた全員がこちらを振り返り、疲れきった職場にどっと大きな笑い声が響き渡りました。
同僚2「ちょっと、課長!『はぶ』って!!!」
同僚3「なるほど、それなら正座して見るのもうなづけるわ~。」

牧「か・・・かちょぅ・・・『羽生』は、『はにゅう』って読むんですよ。決して『はぶ』じゃぁありません・・・。」
この課長、少し前にDef Techファンの部下の前で『ジェフペック』と言い放って、失笑をくらったばかりです。

課長「いやー、僕はファンを敵に回す天才だなぁ!あははは!!」
この方の脳内には、「懲りる」、「申し訳ない」という概念がないのかもしれません。
困ったことがあっても、人のテンションを下げても、何をしても笑い飛ばせるこの上司を見ていると、こんな風に生きられたら誰でも幸せになれるだろなぁと・・・いつも思うのです。
でもフィギュアの『羽生』は『はぶ』じゃねーから。。そこんところよろしく!!
小話はここで終了、今回は5年ぶりに訪れた多良間島のお話になります。
今回の多良間島訪問は、久々のおきコレのお仕事。
渡名喜から随分時間が空いたのですが、やっぱ写真で離島のよさを訴えようと思ったら、天気のいい日に行くしかない!
冬場はどうしても曇りがちな亜熱帯・沖縄なので、冬の間はお仕事がなかったのですが、3月も末ともなればそろそろお天道さまの恩寵がいただけるはず!
というわけで久々のおきコレの取材で喜び勇んで多良間に向かいました。

まずは那覇空港から宮古空港へ向かったの・・・だが・・
飛行機が到着する少し前から、おトイレの神さまが私を呼び始めました。
着くや否や、搭乗待合室のお手洗いに駆け込んで用を足し、天国に到着・・・。
ホッとして個室を出ると、なんとおじさんが背中を向けて立ってる姿が目に飛び込んできたのです。
もうびっくりして声も出ず、しかも手を洗うことすら忘れてトイレから猛ダッシュ。
外へ飛び出しトイレの入口を顧みれば、なんとそこは男子トイレでした。
私どんだけ慌ててトイレ駆け込んだんだか(笑
しかも話がこれだけで終わらず・・・
多良間行きの搭乗券を個室に置き忘れてしまったという。。
いやー、私ってばウッカリさ~~ん。・・・ってか大バカ者か!!!
再度男子トイレに侵入して、すでに始まっていた搭乗も事なきを得ました。

というわけで、

多良間空港に到着。フライトはなんとたったの15分!乗ったと思ったら高度900mで即着陸ですよ。
宮古から多良間は船もあるんですが、信じられないことに日曜はお休み。
ここも伊平屋と同等か、それ以上に観光にやる気のない島のようですね・・・。
さて。
まずは宿に向かう前に、自転車を探したいと思います。
多良間島は周囲約16kmの島。南大東島が21kmなので、当然多良間も自転車で回ろうって魂胆です。
空港~集落のバスに乗り込み、さっそくうんちゃんに聞き込み開始。

私「すみません、サビてない自転車を借りたいんですけど。サビてないやつ!」
バスのうんちゃん「ここで借りられるよ~」
そう言って降ろされたのは、

なぜか現場労働者が利用してそうな安宿の前。
首を傾げながらも「すみませーん」と連呼してみたのですが、どれだけ呼べど叫べど中から人は現れません。
てか、ここどう見ても事務所じゃない。カウンターないし。
おっさん、地元の人間じゃなかったのか?右も左も分からない旅行者をぽ~~んと放り出すなんて!!

しょうがないので集落を歩いて宿に向か・・・って、今どこにいるんだ!?
5年前も間違いなく歩いている多良間集落ですが、伊平屋の時と同様、どこを見回しても全く記憶にございません。
2度目ましてではあるんですが、99%は新鮮な気持ちで楽しむことができそうです。
多良間の集落で気になったところを一気に紹介していきたいと思います。

まず、気になったのは宿にいた猫。
左目がないけどとっても人懐こくて可愛らしい。

宿がやたら猫だらけ
この宿猫すごいな~と思っていたら、





多良間の集落、びっくりするくらい猫が多い。
多良間で見られる動物といえば、やっぱりヤギ、タラマピンダ!!・・・だと思っていたんですが、やっぱり集落にはヤギじゃなくて猫ですね。
といってもヤギがいないわけではありません。

宿のすぐ近くでメェメェ響く鳴き声につられていってみると、とあるお宅の庭先にヤギが鈴なりで遊んでいたのです。
普通は何かで囲われているか紐でつながれているはずのヤギ。しかしこの集落では囲まれても、つながれていなくても誰も文句を言わないようなのです。
おかげで、集落の道に飛び出て遊んでいるところを家人に追われている姿を見かけることも。
なんだか微笑ましい風景なのですが、犬とは違って彼ら基本的に食される運命なんですよね。
それを思うと、単純に微笑んでいいものかどうか・・・。

なんだか草なぎくんみたいな表情のヤギ・・・
ヤギの顔ってたまに人みたいに見えるよね。まさに人面山羊。。
さて、今回のメインディッシュは沖縄の中でも美しいと評判の高い多良間ブルーでのダイビング!

すでに顔がこわばってる・・・
以前、DEEの取材で波の上ビーチの海底ポストを目指したときが生まれて初めてのダイビングでした。
海中で全く身動きがとれず、終始首根っこを掴まれての移動になったこともありもう2度とやるもんかとも思ったのですが、まさかその2度目があるだなんて。
おきコレ担当「体当たり系でお願いしますね!」
・・・また・・・担当の注文が頭の中を駆け巡りました・・・。

この日は曇り・・・もとい雨!だったこともあり、私のコンデジでは海中の様子を美しく撮影することはできません。
・・・考えてみたら大東は台風前、渡名喜は大雨、今回も雨。
なんなのこの毎回水っぽい感じ。誰か私のおきコレの仕事呪ってんじゃないの??

唯一入り組んだ地形から見つめた光は十分美しいのですが。。
私を連れて行ってくださったショップのオーナーさんに超いいカメラで撮っていただいた写真はこちらに載せることができませんので、そちらはおきコレで見ていただければと思います。

ダイビング後は一旦宿に戻り、うつらうつらして再度オーナーの下へ
後編に、続く。
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