2018年01月07日
ベトナム一人旅旅情 ~文化・食事編~
読者の皆さん、明けましておめでとうございます。

年明け一発目がつまらなさすぎる写真でごめんなさい、今年はベトナム・ダナンの空港内で初日の出を迎えました(といっても見てないけど)。なぜこんなことになったのかは、追々お話したいと思います。
さて、今年最初のネタは、毎年恒例になりつつある年末年始の私の動向に関するお話。

今回の旅先はタイトルの通り、ベトナム。
なぜベトナムなのかというと、この地はシェムリアップと同様に長く訪れてみたいと思っていた場所だからです。
以前の記事で、宇野あゆみさんという少女漫画家なのかギャグ漫画家なのか分からない方の「いかされまくり」シリーズを紹介しましたが、「ベトナム面白い!いつか絶対行く!」と思ったのはこれを読んだ21歳の頃だったので、ほぼ15年越しの念願成就となりました。
今回主に回ったのはベトナム北部、首都ハノイ周辺と、少し中部。
前年カンボジアと同じく一人旅だったのですが、実は一緒に行ける人はいないかと密かに期待し、旅程の後半ホテルはダブルベットを予約していました。しかし方々に声をかけたものの、ミスマッチにより最終的には一人。そしてこの顛末を職場の部下に話すと、「ギャグですか?」と笑われる始末。
自分の趣味がどれも一般ウケしないことをたまに呪いたくなることがあるのですが、今回もやはりそのような結果となってしまったわけです。くっそぉ。

那覇からハノイ・ノイバイ国際空港までは韓国仁川空港を経由して、ほぼ11時間の旅。一気に西に向かいたいのに一度わざわざ北上して仁川まで行くなんてどうにかしてると言いたいところですが、航空券の金額と時間を考えるとこれが最も妥当な線だったのです(年末年始で6万円だよ?)。
なお、旅の日程は12/27~1/3の8日間。1泊は機中泊ですがベトナムに6泊できるので、毎度職場には感謝・感謝でございます。

現地時間23時30分、ハノイ・ノイバイ空港、到着
ノイバイ空港に降り立った時には、シェムリアップの大地に恋に落ちたような劇的な何かはありませんでしたが、11月の広島・山口の旅同様、一刻も早く旅立ちたかった私には不安など微塵もなく、これから待ち受ける出来事に楽しみしきり。

まずは空港から白タクに捕まって(笑)、宿まで一直線

最初に泊まったのは日本人が多く集まるゲストハウス、イージーステイハノイ。
ベトナムの物価はカンボジアと同等か、モノによってはそれ以上安価なので、正直価格の面でゲストハウスを使う必要はないのですが、やっぱり一人旅に旅先の友は必要。まずはここで友達探しなのです。
宿泊の手続きをしていると、宿に一本の電話が。
ゲストハウスの従業員「牧さん、タクシーの運転手から、忘れ物をしたから届けるって連絡があったんですが。」
・・・はい?
身の回りを確認してみたものの、何かを置き忘れた実感は全くありません。お客は私以外にも乗っていたのできっと運転手の勘違いだろうと思っていたところ、届いたものがこちら。

カメラ。
ええ、間違いなく私のカメラです。
実は一年前に使っていたコンデジが3月のタイ旅行でご臨終し、買い換えたと思ったら11月に再度ご臨終してしまったのです。
原因はいずれも、落下。二度と同じ轍は踏まないと、初めてPanasonic以外、全く馴染みのない富士フィルムの機種を頑丈さと防水機能の二点で選定し、3日前に手にいれたばかりでした。
いくら丈夫だからって、無くしたら元も子もなし。
海外でモノを無くすとまず出てこないので、今回ばかりは全くもって奇跡の生還でした。ありがとう、心優しき運転手・・・運賃を値切らなくて本当によかったよ・・・。
旅の出だしはとんだハプニングで幕開けしましたが、ここからはいくつかのテーマに分けてベトナムと私の足跡を紹介していきたいと思います。
その1.文化


ベトナムは長い間、文化的に中国の影響を受けてきましたが、1800年代にフランスの植民地と化したことでフランス文化が一部流入。その際たるものが建築様式で、街にはコロニアル様式の新旧建築物がずらりと並んでいます。
翌日のハロン湾ツアーでお世話になったガイドさん曰く、フランスの支配を受けて唯一よかった点が、家が木造から石造に変わったことなのだとか。ベトナムも雨多いですからね。なんだか皮肉な話です。

隣のカンボジアは郊外に出ると原始的と言わざるを得ない茅葺き家屋も多かったが、ベトナムはまずそんなことはない

民俗博物館にて
ベトナムには54もの部族が住んでおり、5つの言語系統に分けることができるそうです。
よくアジア雑貨屋で見かける雑貨や布地はベトナムのものが多そう。有名な”モン族”も在ベトナム。
この民族博物館、興味をそそる展示がいくつかあります。

何かの生物の足が柄になってる短剣。装備したら解除できなさそう呪いで

巨大なネズミ?の革でそのまま作られたバッグ。これ日本で使ったら、周囲の人がビビる様が楽しめるのでは?

魚カゴを自転車にくくりつけて売りに行く時の姿だそうな!こりゃくくりつけるのもまともに運転するのも難しいぞ!

合掌造りも真っ青の、急斜面でなが~~い茅葺屋根の家屋
所変われば品変わる・・・その土地に合った造り、限られた材料で編み出した道具や知恵を、驚きをもって見ることのできる素晴らしい施設でございました。
さて、ベトナムの衣装といえば、やはりアオザイ!
この地に降り立てばアオザイを着た女性をチラホラでも見かけることがあるだろうと思っていましたが、残念ながら土産物屋や物売り等、観光業に携わる人達しかその姿を見ることがありませんでした。
ベトナムのアオザイも、日本の着物ほどではないけど人々のリアルな生活からは失われゆく存在のようです。

とはいえ、女学生の正装はやはり白のアオザイの様子。輝く白の似合う若さが眩しい

ただし、羽織ものはハリポタテイスト。なぜだ。。
美術館にも足を運び、ベトナム美術も少し拝見。


ベトナム美術・・・全体的に色が暗い感じがします。争いに明け暮れ、植民地化と戦争の歴史がそうさせたのか分かりませんが、あまり部屋に飾りたいと思える画がありません。
もう一つ気がついたのは、単純な風景画や静物画がほとんど存在しないこと。風景には小さくとも必ず人が描かれており、ベトナム美術は基本的に人にフォーカスしたものであり、時代ごとの人の生活、思想、世相をキャンパスに色濃く反映させているんだなということがよく分かりました。

特に植民地~ベトナム戦争時はその色が強い。これなんか、構図がモロに「民衆を導く自由の女神」だと思うのですが
”文化”というカテゴリだとなんでも入ってしまうので、まずはこちらで終了しましょう。
その2.食事
読者の皆さん、ベトナムの食べ物といえば、真っ先に思い浮かべるものは何でしょうか?

ベトナム最初の食事
やはり代名詞といえば、フォーですね!
私はフォーが大大好きで、いつでも家で食べられるようにフォーの乾麺とナンプラーを常備してあります。なのでベトナムで本場のフォーを食べられるこの機会がとても楽しみで仕方ありませんでした。
写真のネギたっぷりで湯気に包まれたフォーですが、ガイドブックに”行列のできる旨さ!”と記載がありました。ところが、食べてみれば特に可もなく不可もない味。まぁ観光地によくある話です。
ところが、

後日腹ヘリに耐えかねて飛び込んだ、汚いローカル屋台のフォーがめちゃくちゃ美味しかった。
宿の方曰く、フォーは好みで良し悪しが別れるのだそうです。なので読者の皆さんも、ベトナムに行く機会があったら是非口コミではなく名も知らぬ小汚ない店に足を運んでみてみましょう。
・・・小汚い店と言えばですね。

ゲストハウスのメンバーと宿近くで食事

生まれて初めてタニシ食べた。なんだかヌメっとしてて少し気持ち悪い

皆で食事しながら見る風景
ベトナムの屋台は、店の軒先に小さなプラスチックのイスとテーブルでいただく場所がほとんどですが、まぁそこから見える景色の汚いこと。仲間との食事に注力していればそこまで気にはなりませんが、普通の感覚の日本人なら結構厳しいのではないでしょうか。

現地民が大量に食事してた屋台にふらりと一人で入って食べた、ほぼビーガンなメニュー。250円也

↑を食べながら見た景色。ここは特に、臭いもすごくて・・・
私自身も、ここを下回る場所だと流石に厳しいかな・・とも思うのですが、読者の皆さまはいかがでしょうか。
沖縄とハノイは気温がとても似ているし、こうした大衆的な屋台があれば栄町みたいに繁盛すると思うんですよね。以前、国際通りに屋台村が出来ると聞いた時は東南アジア風のものを想定して楽しみにしていたんですが、見事に期待を裏切られた気分でした。
私に金があれば、ベトナムみたいなむっさい屋台がやりたい。ただし、もっと清潔な場所で。

こちらも屋台飯。おかゆと揚げパン?の組み合わせ。出汁が聞いてて美味!!150円

こちらは朝食と軽食によく食べられる、バイン・ミー。150円
誰かが、ベトナムのパンが美味しいのもフランスのおかげとか言ってた。バイン・ミーに使われるこのミニフランスパン、確かに外はカリッ、中はフワッと美味。時間のない朝には本当にお世話になりました。
だいぶ見切り発車ですが、前中後編になるかも。他に書きたいこともあるので早めに出していきたいです。
続く。
タグ :ベトナム
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