2018年05月29日
今さらだけど首里城外周歩いて新発見しよう! ~前編~
読者のみなさん、こんにちは。
のっけから失礼、去る土曜日の私のランチです
のっけから失礼、去る土曜日の私のランチです
内地の友人から、「沖縄に住んでるってことは普段からゴーヤーチャンプルーとか沖縄料理食べてるの?」ということをたまに聞かれます。
沖縄住みでない内地の方々は、沖縄の人間が普段どんな食事をしているのか友人のように気になったことがある人もいるんじゃないでしょうか。なので、「沖縄住み13年目のないちゃーの食事」を紹介してみたいと思います。
(手前から反時計回りに)
・鶏の酸っぱ煮
・ミジュンの塩バジルオリーブ焼き
・お麩と彩り野菜のバジル炒め
・ゴーヤーの漬物
・ほうれん草のおひたし
・玄米と麦のご飯(奥)
ふむ。。
明確に沖縄らしさを感じるものといえば、ミジュンと麩とゴーヤーでしょうか?ミジュンは多分読谷漁協からですね、最近ミジュン大漁というニュースありましたし。
クリックで琉球新報のミジュン大漁記事へ
沖縄は内地と比べて色々と物価安なものも多い反面、食材に関しては完全に割高です。
特に生鮮食品に関しては、新鮮なものが欲しければ空輸(当然割高)、割安なものが好ましいなら海路(割安だが鮮度減)という二択を迫られるわけで、この差は結構大きかったりします。
それがほぼ関係ないのが、沖縄の地場で採れた食材。
地産地消にもなり、季節モノが圧倒的に多く栄養価も高い、そして輸送コストがあまりかかってないので安価!
私は意図して選んでいるわけではないのですが、手に取ると食材は沖縄産であることが多いですね。
それと、沖縄だって当然内地で生産されている食材沢山作られてますから、沖縄産食材で作った料理だからといって「沖縄っぽい!」とはならないことだって当然あります。オクラ、もやし、人参、納豆・・
流通が発達したおかげで「ゴリッゴリの沖縄料理」ばかりの家庭は今や絶滅寸前かもしれませんが、私のランチのように緩やかに沖縄らしさのある食事・・・これが今の沖縄の家庭料理なのかも?というのが私の見解です。。
ちなみに。
私は上記の料理をこの1週間ほど毎日食べていました。。
7日間二千円札一枚で買った食材を日曜日に大量に料理し、それで1週間過ごす・・・というのは今の生活パターンです。
さて、今回は首里城関連のお話です。
最近は「帰宅後メイクを落として、シャワーまで本読んで過ごす」という女子力たっぷりの余裕ある生活を送れているおかげで、休日早起きして何かしたいと思っていたところ、那覇まちま~いに『首里城「あれこれ探求!」首里城外郭一周早朝ウォーキング』というステキなコースがあることを知りました。
早朝から首里城散歩するとか、私的には定年退職後のおじぃ・おばぁの日課です。私も無事に定年が迎えられたら、そんな日々が過ごせたらな~~~と思っているんです。
というわけで、今回は定年後の自分の日課をイメージしながら(笑)の、まちま~い参加となりました。
守礼門前、AM7:45
本日一番乗りでまちま~いの集合場所にやってきましたが・・・日中の賑わいがウソかと思うほど、この時間の守礼門前は静まり返っています。なるほど、この時間に散歩すれば首里城独り占めできるんですね。
ちなみに写真右の首里杜館(すいむいかん)はAM8:00オープン。施設は使えなくても散歩は24時間可能です。
本日のガイドは、沖縄生まれ・沖縄育ち、ガイド2年目(推定)の吉田さん。やはり地元の方がガイドだと少しテンションアガリます。
そして参加者は、壮年男性2人組と沖縄大学の女生徒3名組、そして私1人の計6人。
・・・・私も誰かと参加したかったけどね・・・こんな時間からまちま~いに一緒に行きたいって行ってくれる友達、今は思い当たらないんだよなぁ・・・(涙)
AM8:05、首里城外周コース出発!
右側の男性、まちま~いに参加するにしてはスポーティーすぎやしないか・・・と思ってたら、なんと豊見城から10km走ってここまで来たそうです!!
朝起きたばかり、10km、そしてここは丘の上という三重苦を物ともせず・・・もしや帰りも走るつもりなんだろか?
守礼門をバックに撮る団体旅行記念撮影用のイスも、開店準備中ですよ
守礼門前にて
前回の記事と今回の冒頭に二千円札の話題がチラと出ましたが、ここで吉田さんからは守礼門つながりで二千円札の話が出てきました。
吉田さん「二千円札は皆さまご存知、2000年の小渕内閣の時に発行されましたが、2004年以降刷られていません。現在9,900万枚流通してますが、うち4割が沖縄で流通してるんですよ。」
・・・・。
流通といえばいいのか・・・ほとんど日銀に保管されているという悲しい現実があるのですが・・・・。
ところで2000年といえば、沖縄にとっての記念は二千円札発行、世界遺産登録ときて、沖縄サミットですよね。
沖縄サミットのテーマソング、なんだったか皆さん覚えていますか?
最近、電撃で県民栄誉賞を授与された、安室奈美恵さんの「NEVER END」です。
沖縄サミットに出席するはずだった当時の小渕首相が直前に亡くったことは、世間以上に私に大きな衝撃を与えましたが、そのせいか、この「NEVER END」が私には小渕さんの鎮魂歌に聞こえるんです。
何がってサビの歌詞が、「ね~~むれぇ~~、ね~むぅ~れ~・・・」って・・・聞こえませんか?
世界遺産登録構成要素の一つ、園比屋武御嶽石門
王様が御幸の際に無事を祈願した、由緒ある御嶽。私は見たことありませんが、今でもユタさんたちがここでウガンをされるそうです。
吉田さん「この石門は、玉陵を造成した第2尚氏3代目の尚真王が造ったものです。”園比屋武”とは祀られている神様の名前で、第2尚氏初代尚円王の出身、伊是名島の神様”田の上のソノヒヤブ”のことなんですよ。」
バカ(仮)で過去に書いた気がするのですが、御嶽、遥拝所、魔除け等の向いてる方角はそれらの理解に係る大きなポイントです。
ガイドさんは方向について特に知るところがないようなので、私はリュックに備え付けの方位磁石を取り出して、この石門の向きを確認してみたところ、概ね北の方角でした。
恐らくですが、
意図的に伊是名の方に向けたんじゃないかしら?と妄想を膨らましてみました。
私がもし神様を勧請するなら、これは絶対に外せないポイントですしね。
園比屋武御嶽石門の前で、首里天加那志ばりにまちまーいの無事を願って皆でウートートーしたら、首里城外周を反時計回りに歩いていきましょう。
見てみろ、この法外な値段を。。
以前、銀座周辺で1,700円/hというのを見かけてカエルを潰したような悲鳴を上げたことがあります。
んが、沖縄で500円/hとは・・・県内で最も高額な駐車場じゃないかと思うんですよ。
いや、確かに最近は那覇の地価かなり上がってますよ。とはいえこの値段はボッタクリ以外の何者でもなし。。
地価の上昇著しい新都心周辺でもこの値段なのに!
地価調べてみたんですが、多分首里より新都心の方が、概ね高価です。。
崎山方面へ。左側は城跡敷地、右側は住宅地
道を挟んで向かいが世界遺産な生活って、どんな感じなんでしょうかね。
最近は沖縄も観光客の4人に1人が外国人(ほぼ隣国)で、首里城も日本語以上に中国語や韓国語が飛び交っているのが聞こえてきます。一部の日本人観光客からは「うんざり」という言葉も聞かれますが、それでも沖縄は日本でも唯一国内観光客が純増している県なんですよ。
ちなみにアジア系外国人は訪れる場所がほぼパターン化しているのですが、城跡の外周には興味がなさそう。日本人もあまり興味なさそうですし、世界遺産と共に暮らす人たちにもあまり影響がないんじゃないかと思われます。
全体的にグゲってるシーサーたちが道行く人々をお出迎え
左側の建物はトイレなんですが
膝を抱え、もよおした人たちをこれまで何人見つめてきたんだろうか・・・。
彼、ちょっとだけジブリの住人っぽくないですか?千と千尋かトトロに出てきそう。
後編に、続く。
沖縄住みでない内地の方々は、沖縄の人間が普段どんな食事をしているのか友人のように気になったことがある人もいるんじゃないでしょうか。なので、「沖縄住み13年目のないちゃーの食事」を紹介してみたいと思います。
(手前から反時計回りに)
・鶏の酸っぱ煮
・ミジュンの塩バジルオリーブ焼き
・お麩と彩り野菜のバジル炒め
・ゴーヤーの漬物
・ほうれん草のおひたし
・玄米と麦のご飯(奥)
ふむ。。
明確に沖縄らしさを感じるものといえば、ミジュンと麩とゴーヤーでしょうか?ミジュンは多分読谷漁協からですね、最近ミジュン大漁というニュースありましたし。
クリックで琉球新報のミジュン大漁記事へ
沖縄は内地と比べて色々と物価安なものも多い反面、食材に関しては完全に割高です。
特に生鮮食品に関しては、新鮮なものが欲しければ空輸(当然割高)、割安なものが好ましいなら海路(割安だが鮮度減)という二択を迫られるわけで、この差は結構大きかったりします。
それがほぼ関係ないのが、沖縄の地場で採れた食材。
地産地消にもなり、季節モノが圧倒的に多く栄養価も高い、そして輸送コストがあまりかかってないので安価!
私は意図して選んでいるわけではないのですが、手に取ると食材は沖縄産であることが多いですね。
それと、沖縄だって当然内地で生産されている食材沢山作られてますから、沖縄産食材で作った料理だからといって「沖縄っぽい!」とはならないことだって当然あります。オクラ、もやし、人参、納豆・・
流通が発達したおかげで「ゴリッゴリの沖縄料理」ばかりの家庭は今や絶滅寸前かもしれませんが、私のランチのように緩やかに沖縄らしさのある食事・・・これが今の沖縄の家庭料理なのかも?というのが私の見解です。。
ちなみに。
私は上記の料理をこの1週間ほど毎日食べていました。。
7日間二千円札一枚で買った食材を日曜日に大量に料理し、それで1週間過ごす・・・というのは今の生活パターンです。
さて、今回は首里城関連のお話です。
最近は「帰宅後メイクを落として、シャワーまで本読んで過ごす」という女子力たっぷりの余裕ある生活を送れているおかげで、休日早起きして何かしたいと思っていたところ、那覇まちま~いに『首里城「あれこれ探求!」首里城外郭一周早朝ウォーキング』というステキなコースがあることを知りました。
早朝から首里城散歩するとか、私的には定年退職後のおじぃ・おばぁの日課です。私も無事に定年が迎えられたら、そんな日々が過ごせたらな~~~と思っているんです。
というわけで、今回は定年後の自分の日課をイメージしながら(笑)の、まちま~い参加となりました。
守礼門前、AM7:45
本日一番乗りでまちま~いの集合場所にやってきましたが・・・日中の賑わいがウソかと思うほど、この時間の守礼門前は静まり返っています。なるほど、この時間に散歩すれば首里城独り占めできるんですね。
ちなみに写真右の首里杜館(すいむいかん)はAM8:00オープン。施設は使えなくても散歩は24時間可能です。
本日のガイドは、沖縄生まれ・沖縄育ち、ガイド2年目(推定)の吉田さん。やはり地元の方がガイドだと少しテンションアガリます。
そして参加者は、壮年男性2人組と沖縄大学の女生徒3名組、そして私1人の計6人。
・・・・私も誰かと参加したかったけどね・・・こんな時間からまちま~いに一緒に行きたいって行ってくれる友達、今は思い当たらないんだよなぁ・・・(涙)
AM8:05、首里城外周コース出発!
右側の男性、まちま~いに参加するにしてはスポーティーすぎやしないか・・・と思ってたら、なんと豊見城から10km走ってここまで来たそうです!!
朝起きたばかり、10km、そしてここは丘の上という三重苦を物ともせず・・・もしや帰りも走るつもりなんだろか?
守礼門をバックに撮る団体旅行記念撮影用のイスも、開店準備中ですよ
守礼門前にて
前回の記事と今回の冒頭に二千円札の話題がチラと出ましたが、ここで吉田さんからは守礼門つながりで二千円札の話が出てきました。
吉田さん「二千円札は皆さまご存知、2000年の小渕内閣の時に発行されましたが、2004年以降刷られていません。現在9,900万枚流通してますが、うち4割が沖縄で流通してるんですよ。」
・・・・。
流通といえばいいのか・・・ほとんど日銀に保管されているという悲しい現実があるのですが・・・・。
ところで2000年といえば、沖縄にとっての記念は二千円札発行、世界遺産登録ときて、沖縄サミットですよね。
沖縄サミットのテーマソング、なんだったか皆さん覚えていますか?
最近、電撃で県民栄誉賞を授与された、安室奈美恵さんの「NEVER END」です。
沖縄サミットに出席するはずだった当時の小渕首相が直前に亡くったことは、世間以上に私に大きな衝撃を与えましたが、そのせいか、この「NEVER END」が私には小渕さんの鎮魂歌に聞こえるんです。
何がってサビの歌詞が、「ね~~むれぇ~~、ね~むぅ~れ~・・・」って・・・聞こえませんか?
世界遺産登録構成要素の一つ、園比屋武御嶽石門
王様が御幸の際に無事を祈願した、由緒ある御嶽。私は見たことありませんが、今でもユタさんたちがここでウガンをされるそうです。
吉田さん「この石門は、玉陵を造成した第2尚氏3代目の尚真王が造ったものです。”園比屋武”とは祀られている神様の名前で、第2尚氏初代尚円王の出身、伊是名島の神様”田の上のソノヒヤブ”のことなんですよ。」
バカ(仮)で過去に書いた気がするのですが、御嶽、遥拝所、魔除け等の向いてる方角はそれらの理解に係る大きなポイントです。
ガイドさんは方向について特に知るところがないようなので、私はリュックに備え付けの方位磁石を取り出して、この石門の向きを確認してみたところ、概ね北の方角でした。
恐らくですが、
意図的に伊是名の方に向けたんじゃないかしら?と妄想を膨らましてみました。
私がもし神様を勧請するなら、これは絶対に外せないポイントですしね。
園比屋武御嶽石門の前で、首里天加那志ばりにまちまーいの無事を願って皆でウートートーしたら、首里城外周を反時計回りに歩いていきましょう。
見てみろ、この法外な値段を。。
以前、銀座周辺で1,700円/hというのを見かけてカエルを潰したような悲鳴を上げたことがあります。
んが、沖縄で500円/hとは・・・県内で最も高額な駐車場じゃないかと思うんですよ。
いや、確かに最近は那覇の地価かなり上がってますよ。とはいえこの値段はボッタクリ以外の何者でもなし。。
地価の上昇著しい新都心周辺でもこの値段なのに!
地価調べてみたんですが、多分首里より新都心の方が、概ね高価です。。
崎山方面へ。左側は城跡敷地、右側は住宅地
道を挟んで向かいが世界遺産な生活って、どんな感じなんでしょうかね。
最近は沖縄も観光客の4人に1人が外国人(ほぼ隣国)で、首里城も日本語以上に中国語や韓国語が飛び交っているのが聞こえてきます。一部の日本人観光客からは「うんざり」という言葉も聞かれますが、それでも沖縄は日本でも唯一国内観光客が純増している県なんですよ。
ちなみにアジア系外国人は訪れる場所がほぼパターン化しているのですが、城跡の外周には興味がなさそう。日本人もあまり興味なさそうですし、世界遺産と共に暮らす人たちにもあまり影響がないんじゃないかと思われます。
全体的にグゲってるシーサーたちが道行く人々をお出迎え
左側の建物はトイレなんですが
膝を抱え、もよおした人たちをこれまで何人見つめてきたんだろうか・・・。
彼、ちょっとだけジブリの住人っぽくないですか?千と千尋かトトロに出てきそう。
後編に、続く。
この記事へのコメント
牧さ~ん
今年は池袋こないんですかぁ
今年は池袋こないんですかぁ
Posted by Tま at 2018年05月29日 23:41
>Tまさん
残念なことに、今年はあの仕事外れちゃったんですよね~。日本中飛び回れてすごく楽しかったんですけど・・・今年はほとんど沖縄です^^;
残念なことに、今年はあの仕事外れちゃったんですよね~。日本中飛び回れてすごく楽しかったんですけど・・・今年はほとんど沖縄です^^;
Posted by 牧 at 2018年05月30日 08:26
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