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2014年07月14日

古都に求める真夏の涼 ~那覇まちま~い 首里城下町物語 湧水を訪ねて その1~

 こんにちは、牧です。
 4年近く愛用していたガラケーが旧スマホ並みに1日も電池が持たなくなったので、ついに機種変しました!!



古都に求める真夏の涼 ~那覇まちま~い 首里城下町物語 湧水を訪ねて その1~
こんにちは、ニューガラケー!!

 ・・・すみません、いかに私がガラケーを愛しているのか主張したかっただけです。。
 だって月に3,000円もいかないんですよ?スマホ持ってる方、ガラケーに戻してみませんかね(笑

 私は海、もとい、潜るのが大好きです。
 沖縄の夏の暑さは、スキンダイビングを盛り立てるスパイスだと思っているくらいで、暑くなればなるほど海への期待が高まるので、夏の暑さは全く苦に感じません。

 ただ・・・昔と比べて一緒に海に行ける人が少なくなりましたね。
 年を経ると、みな結婚、出産と順調に人生のステージを登っていくので、“遊び”に注力できる人は本当に独身モノばかりです。
 特に潜りはなんだかんだで半日はかかるし、妊娠するとみなしなくなる。あぁ、なんて寂しいんだろ。

古都に求める真夏の涼 ~那覇まちま~い 首里城下町物語 湧水を訪ねて その1~
その結果が、これだ。

 かつて所属していた潜りサークルの女性(当時37歳)が、

「年をとっていくと友達がどんどん年下になっていくんだ・・・牧ちゃんもいつか分かる日が来るよ、うふふ・・・。」


なんて言ってたんですが、今まさに身をもって感じているところです。
 潜りは絶対一人では行きません。今まで海で発作が起こって助けられた経験があるので、なおさらです。

 夏の暑い時期に海に行かないとなると、途端に暑さは万人が感じる“うっとおしいモノ”になってしまうんですね。
 とりあえず、短時間で、涼をとれる遊びを探したい・・・。

 そんなわけで、今回目をつけたのが那覇まちま~いの湧水巡り。
 これなら2時間もかからないし、儀保駅集合・解散なので、モノレール沿線に住んでいればお手軽に楽しめます!

 那覇まちま~い参加は12月の首里以来。
 現在育児真っ最中で海好きな友人、やうとともに参加してきました。


 台風8号通過後最初の休日、7月12日

古都に求める真夏の涼 ~那覇まちま~い 首里城下町物語 湧水を訪ねて その1~
今回のガイドは移住歴10年目の石井周(めぐる)さん。

 まず、基本的な説明なんですが。

古都に求める真夏の涼 ~那覇まちま~い 首里城下町物語 湧水を訪ねて その1~

 沖縄で水源の名称といえば、『井戸(カー)』と『樋川(ヒージャー)』。
 今まで特に気にしたことはなかったですが、両者には決定的な違いがあります。

 『カー』は、地中から湧いて出るもの。
 『ヒージャー』は、一度地上に出た水が注がれ、溜まったもの。

 なるほど、さっそく勉強になりました・・・まぁ、生粋のうちなーんちゅならこの違いは当然知っていると思いますねどね・・・!?

古都に求める真夏の涼 ~那覇まちま~い 首里城下町物語 湧水を訪ねて その1~
・・・・。

やう「ちょっと、ここ・・・(笑」

牧「人住んでるのかなぁ・・・じゃない?(笑」


 沖縄のボロ団地の代名詞である、古島団地級の古~~~い住宅。

 以前、おんぼろ団地に引っ越してきた際、「見た目はスラムだけど中は意外と快適だよ~!」と叫んで、旦那に「角が立つからやめろぉぉ!」と静止されたことのあるやう。
 彼女はここでも健在です(だが、そこがいい)。

古都に求める真夏の涼 ~那覇まちま~い 首里城下町物語 湧水を訪ねて その1~
やう「ここの花ボールが一番美味しいわけ!」

 “本家”新垣菓子店。本家の前に元祖までついているとこに、正統性への頑なな主張がうかがえます。
 新垣菓子店といえば、国際通りにも店を出している新垣ちんすこう“本舗”
 やはり、よくある「うちが発祥元だ!」の争いでもあるんでしょうか。

 と思ったら、この“本家”のお隣には・・・

古都に求める真夏の涼 ~那覇まちま~い 首里城下町物語 湧水を訪ねて その1~
新垣カミ菓子店。ここでは発祥の主張がないかと思ったが・・・

 看板をよ~~く見てみましょう。

古都に求める真夏の涼 ~那覇まちま~い 首里城下町物語 湧水を訪ねて その1~
琉球菓子“本舗”の文字が・・・!

 はいきた、三つ巴決定!!!

 さてはて、菓子屋の新垣は3店舗あり、それぞれが元祖や本舗を主張しているようなのですが、これは一体どういうことなのでしょうか??

 200年前に首里城で「包丁役(料理人)」だった新垣親雲上淑規(あらかきぺーちんしゅくき)という方が、ちんすこうを作り出したと言われています。
 彼の孫、淑康が1910年に菓子店を創立したんですが、3店舗とも彼らを祖としているんですね。

 だから、どれも元祖で本家で本舗でいいんです。
 新垣菓子店に、争いなし!!はいよかったさ~~。

 でも、カミさんって、他の2つとは毛色が違いますよね。この“カミ”というのは、現菓子店主人の奥さんの名前だそうですよ。なんだかほのぼのとしちゃいませんか?

石井「せっかくなんで買い物していきますか?」

 「できる」ことは、全て「やり」ましょう。
 こんにちはー、お邪魔します!

古都に求める真夏の涼 ~那覇まちま~い 首里城下町物語 湧水を訪ねて その1~
山と積まれた衣装ケースにみっちり詰め込まれた商品。手作り感に溢れておる。

 「写真撮っていいですか?」の問いかけに、「バラバラで恥ずかしいから・・」と、個包装をせっせと表向きに並べ変え始めた奥さん。
 その作業の意味を教えて欲しい(笑

 こちらでは直接買い物ができます。
 100円の花ぼーると、70円のくんぺん、40円のちんすこうをお買い上げ。

古都に求める真夏の涼 ~那覇まちま~い 首里城下町物語 湧水を訪ねて その1~
上之橋。下之橋はあるのか・・・。

 今日は水巡りなので、水に関する質問でもしてみましょうか。

牧「首里の水源は、今は使われてないんでしょうか?」

石井「どの水源も今は水量が相当少なくなってきているので、今の用途は洗車とか、散水とかですかねぇ。飲み水としては那覇市内はどこも使っていません。何かが溶けていますので。


 ・・・何かってなんですか。
 先の大戦で大地に染みたモノであることは分かるんですが・・・でも、それが何であるかはガイドさんこの先も喋ってくれませんでした。
 物質的?それとも・・・?
 いずれにしろ、めっちゃ怖い。。

古都に求める真夏の涼 ~那覇まちま~い 首里城下町物語 湧水を訪ねて その1~
電柱、ジャマっっ。。

 こちらは、元・仲田家の屋敷で、現在玉那覇さんが営んでいる味噌醤油工場。
 琉球王国最後の王、尚泰王の時代から伝統的な手法で製造されている味噌・醤油は、こちらで直接購入できます!

石井「この建物は那覇市の景観賞を受賞しているんですよ」

古都に求める真夏の涼 ~那覇まちま~い 首里城下町物語 湧水を訪ねて その1~
まるで体に埋め込まれたメダルのようだ。

 なるほど、確かに旧家屋と伝統的な製法の味噌と醤油、ツタ植物にみっちり包まれた石垣・・・全てが古い時代の面影を偲ばせており、ぐっと当時に引き込まれるような感覚になりますね。
 でも、もう一回言わせて。

 電柱、ジャマっっ。。(看板もね!by石井)

古都に求める真夏の涼 ~那覇まちま~い 首里城下町物語 湧水を訪ねて その1~

 こちらの工場には素敵な庭園があるそうなんですが、現在非公開。
 でも、ここで買い物して一声かければ見せてもらえるかもしれない!?とのことでした。
 うぅ・・・気になるぅ・・・・。



読者「あれ?今回って水巡りだよね?水の話、ほとんど出てきてないけど・・・?」

 すみません、水以外が結構面白かったので、つい・・・。
 今回は少し短めに刻みますね。
 その2に、続く。



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