てぃーだブログ › おきなわバカ(仮) › バカネイチャー › バカフード › 離島(初回) › 白と青と緑。美しの島、与論島 ~その1~

2017年06月26日

白と青と緑。美しの島、与論島 ~その1~

 読者のみなさん、こんにちは。
 私、たまに飲みたくて飲みたくてたまらなくなるものがあります。
 それは何かというと・・・

白と青と緑。美しの島、与論島 ~その1~

 衝撃!千ベロ居酒屋「足立屋」のとんでもモーニングでモーニングとして一発目に注文した、こちらのりんご酢サワーなのです。
 全く不思議な話なのですが、国際通りを歩いているとこの飲み物のことをよく思い出し、あまりの飲みたさに一人でふらりと足立屋ののれんをくぐってしまうことがたまにあります。(物理的にのれんは、ない。)

 少し前に、中国で食堂を繁盛させるために食べ物に依存性のある薬を混ぜていたというトンデモニュースを目撃したのですが、まさか足立屋のりんご酢サワーにはイケナイお薬が投入されているのでしょうか・・・。

 先日も銀行で用事を済ませて国際通りを歩いていると、やっぱりいつもの「飲みたい」衝動が湧き上がり、昼の4時前からフラフラと一人足立屋へ。

 何はともあれりんご酢サワーを注文してごくっと喉を潤せば、満足感が体いっぱいに広がります。
 う~~~ん、たまらん!!


白と青と緑。美しの島、与論島 ~その1~
ちなみに食べメニューならハマグリ50円がイチオシ!!

 2杯目のドリンクメニューを注文しようと壁を見ると、これまでなかった「すももサワー」の文字が。
 なんとなくりんご酢サワーの類似っぽい香りがしたので、「次は爽やかにすももだ!」と意気込み注文したのですが・・・手元にやってきたのは全く想定外のシロモノだったのです。


白と青と緑。美しの島、与論島 ~その1~
店員「はい、すももサワーお待ちぃ!」

 ・・・はい?
 目の前に出現したのは純粋のサワーと、駄菓子屋で30円で売られていそうな人工着色料たっぷりのすもも漬。

牧「・・・すみません、なんですかこれ?」

店員「ん?これ知らない?沖縄にはないみたいだけど、内地の駄菓子屋ならどこでも売られているすももだよ!これを汁ごとサワーに入れてね!」


 想像した爽やかさのカケラもなく、まるで180度の真逆をいくような姿のすももサワー。
 とりあえず・・・店員の指導に従って、ちょっとサワーを飲んで汁と実を全部投入、、と・・。


白と青と緑。美しの島、与論島 ~その1~
清純なサワーがあっという間に合成着色料まみれに・・・

 あーー、もうこれ完全に駄菓子屋で売られてる子どもが大好きな飲み物ですね!
 一口、口に含んでみても、アルコールが入っている以外はやはり子どもが喜ぶフレーバーに変わりありません。

 足立屋がなぜこのドリンクを商品化したのか皆目検討もつきませんが、もしかしたら早々になくなる可能性もあるので、気になる方はぜひ足立屋ですももサワーを頼んでみてください。



 さて、日本各地が梅雨入りした知らせが届いたと思ったら、沖縄はあっという間に梅雨明けです。


白と青と緑。美しの島、与論島 ~その1~
沖縄県民とはいえ、暑さに体がなれるには2週間はかかる

 入りが遅かったからちょっとずれ込むかな~~と心配してたんですが、週間予報に反して22日には早々に梅雨明け宣言。
 そして23日慰霊の日は、見えないチカラで12年連続の青空模様(記憶による)。全く毎年この日だけは何らかの力が働いているとしか思えないほどの晴れ続きです。

 少し前から友人ちぃ(南大東島等参照)とはこんな会話が繰り広げられていたのですが。 

ちぃ「牧さぁん、6/23~25与論行きませんかぁ?」

牧「いや、予報見てみ。梅雨入りも遅かったから絶対無理だって。。」

ちぃ「じゃぁ、晴れたら一緒に行きましょうねハート



 ~そして6月21日~


ちぃ「牧さぁん、予報が変わりましたよ、ホラ、与論島行きましょうよ。」

牧「(南大東島並みに突然すぎるがまぁいいか!)はいよー、喜んで!!」

ちぃ「はいはぁぃ、船と宿予約したんで、当日朝6時30分までに港で受付済ませてくださいねぇ。」


牧「何もかもが早いな、おい・・・」



 というわけで6月23日、AM6時20分。


白と青と緑。美しの島、与論島 ~その1~

 ここは那覇港フェリーターミナル。鹿児島と那覇を行き来する船の終着点かつ出発点で、マリックスとマルエー2社のフェリーが毎日交代でこの港を発ちます(マリックスには特別の思い出があるので後ほど書きたいと思います)。
 那覇を出発して、本部、与論、沖永良部、徳之島、奄美大島、終着点は、鹿児島。豪華客船ではありませんが、結構なロマン海道ですよこの船の行路は。
 それにしても・・・鹿児島市まではまるまる2日間かかるシロモノではあるんですが、色んな理由でこのフェリーという手段を選ぶ人が結構いるんですね。この時間ではありますがターミナル内はえらくにぎわっております。


白と青と緑。美しの島、与論島 ~その1~
ちぃは原チャ、私は自転車を載せたいので飛行機よりもフェリーがよい


白と青と緑。美しの島、与論島 ~その1~

 船室は目的地別に分けられており、乗った順で不利になってあぶれてしまわないように配慮されている模様。
 この与論行きの部屋は70人くらいの寝台なのですがほぼ満員御礼。みんな何しに与論島なんて行くんだろ?観光にそんなに行く?里帰りも結構いたりするのかな。


白と青と緑。美しの島、与論島 ~その1~
ま、着くまで5時間もあるし今日3時間しか寝てないから早々に寝ますけどね!

 途中、本部港に接岸するので様子見たいと思ってたのに、眠すぎて起きること叶わず。。
 7時の出港後、気づけばすでに11時半!


白と青と緑。美しの島、与論島 ~その1~
5時間すらもあっという間、目の前には沖縄から見える鹿児島、与論島が!


白と青と緑。美しの島、与論島 ~その1~
本島周辺とは全然違う、青さをたたえた海。すぐ近くのはずなのにこんなに色が違うんだよなぁ・・・ふしぎ。

 時にこの海路をゆくフェリー、驚くことに切符買わなくても乗れます。
 見送りしたい人は出港する前に下船すればOKとのことで乗船の時には切符の確認されないんですよねー、現代日本からするとオドロキのシステムです。これまでうっかり取り残された人いたりしないんでしょうか?


白と青と緑。美しの島、与論島 ~その1~

 船に乗り込んだのが朝早く、空をゆっくり眺める時間もなかったけれど、下船して振り返り見れば、夏本番を思わせる入道雲。でも巻雲もかなり出ているので、本格的な夏はもう少し先なのかな。船の後ろに見えるのは沖縄本島です。

 島を散策する前に与論島の概略を説明しましょう。
 与論島こと与論町は鹿児島最南端の島で、島の名称は「よろんとう」じゃなくて「よろんじま」と読みます。主要産業はサトウキビで、最近は畜産も多く牛の数と人の数はほぼ同数。
 外周が21kmとのことでサイズ的には南大東島と似てるんですが、人口は大東の3倍ほどの5,300人。高校もあるので沖縄の多くの島のように「15の春」という事態にはならないんですが、20年前からは2,000人ほど人口が減っているようで、高校の存続が危ぶまれているところもあるらしい。
 事前にグーグルアースで上空から確認したところ、道が島中をくまなく走っていて、集落以外の場所にも結構家が点在しています。面白いのでお時間ある方は先にグーグルアースを覗いて見てみましょう。 

 とはいえ、毎度のように事前にほとんど与論島の観光地等々を調べてこなかったので、まずは観光協会に向かうことに。


白と青と緑。美しの島、与論島 ~その1~
まずは旅人の基本、島の地図をゲット

牧「すみませーーん、自転車なんですけどあまり高低差の影響受けず行くルートを教えてもらえませんか?」

観光協会「そうですねーー。外周を走る緑のルートがありますよね。ここならどこも高低差がないのでお勧めですよ!」


 以前、何の下調べもなく久米島に行ったら、結局200mオーバーの最高峰まで自転車で行くハメになってエライ後悔した経験があるので、発つ前夜に高低差だけは調べたんですが、島の最高峰が90mほどの割にアップダウンがあるので自転車はお勧めできないと書かれており、家を出る直前までバイクに変更しようかと悩み抜いたのです。でも大抵の場合、多少なりともラクなルートが存在するのでそこはさすがに観光協会、ありがたいものです!多謝!!


 すでに13時を回っているのでまずは腹ごしらえに行きましょう。
 今週半ばからまた長く出張があるので、早めに刻み更新していきたいと思います。
 その2に、続く。



同じカテゴリー(バカネイチャー)の記事

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。